サウナ室内でも使えないかな?と思いHUAWEI社のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT mini」を購入してみました。
この記事では実際に長期間使ってみての詳細なレビューをしています。実際にサ活で使ってみての感想なども記載していますので、是非とも購入の際の参考にしてみてください!
「HUAWEI WATCH FIT mini」を買った理由
購入当時はメインとなるスマホを「iPhone 13 mini」から「Pixel 6a」に変更した頃だったのですが、そうなると愛用していたスマートウォッチ「Apple Watch Series 5」が使用できなくなってしまうんですよね。
手首が寂しいなぁと思いながらいくつかのサウナに入っていたところ、何人かサウナ室内でスマートウォッチを着けている人を見かけたので、私もサウナ室内で使えるようなスマートウォッチが欲しいという欲が出てきました。
サウナとその後の水風呂内で使用するにあたり、まず大前提となるのは「防水」の機能があることです。それを満たした中で安くて良さそうなものを…ということで「HUAWEI WATCH FIT mini」を選んで購入してみました。
「HUAWEI WATCH FIT mini」の同梱物
早速開封してみます。
同梱物はシンプルで、バンド付きのウォッチとUSB Type-Aの充電ケーブルと保証書が入っているだけ。
ウォッチに付いているバンドは革製のもので、これ自体はオシャレ感があって良かったのですが、サウナ用にAmazonで以下の別売りシリコンバンドを購入して付け替えて使用しています。
「HUAWEI WATCH FIT mini」を実際に使ってみての感想
Apple Watchと比較してみて
今まではApple Watch Series 5を愛用していたので、それと比較してみると以下が良い点だなと思います。
- 軽くて小さい
- 充電持ちが雲泥の差
- AndroidとiPhoneの両方で使用可能
- 価格がかなり安い
まずは大きさなのですが、Apple Watchのほうは44mmという大きいほうのフェイスを選んでしまったこともあり、結構大きくて邪魔だなぁと思ってしまうこともありました。特に着けたまま寝る時は顕著に感じます。HUAWEI WATCH FIT miniはわざわざminiを選んだだけあって小さくて軽くてあまり存在感を感じないというのが良い点ですね。
そしてバッテリーの持ちは本当に優秀で、なんと最長二週間も持つんです。Apple Watchは毎日充電しないといけないのが本当に煩わしいなぁ…と思っていたところだったのでだいぶ楽になりました。特に2泊3日くらいの旅行をするときは、わざわざスマートウォッチ用の特殊な形状の充電器を持ち歩くのって嫌ですよね。HUAWEI WATCH FIT miniならそんな必要はありません。
Androidでは使用できないApple Watchに比べ、どちらのスマホでも使用できるのもメリットだと感じました。ただし、メーカーのHUAWEIはGoogleとバチバチのため、Watch用のスマホアプリをAndroidに入れるためにはGoogleストア経由でなく野良アプリとして入れなければならないという点は、セキュリティ的に気になる方はいるんじゃないかと思います。
そしてやっぱり価格面が強いなぁと思います。15,000円くらいで購入が可能ですが、これは一番安いApple Watchの半額以下です。お財布に優しいスマートウォッチになっています。
カプセルホテルの宿泊で目覚まし時計として使用してみて
サウナとは切っても切り離せない関係にあるカプセルホテル。
何度かカプセルホテルに泊まってみて分かったのは、スマートウォッチに備わっている「バイブアラーム」の機能が便利だなぁということでした。
カプセルホテルでは周囲に迷惑を掛けてしまうので、普通の音の出るアラームを使用することができません。更には、周囲のガヤガヤが気になるので耳栓を付けて眠ることが多いです。そうすると無限に眠り続けてしまい、チェックアウトに間に合わないというリスクがあってどうしようかなぁと。
そんな時に、手首で直接バイブを感じられるスマートウォッチの「バイブアラーム」がすごく便利だなぁと思います。これなら周囲に迷惑を掛けることなく目覚めることが可能になっています。
これは別にカプセルホテルに限ったことではなく、以下のようなシチュエーションでも便利そうだなぁと思うので困っている方はおすすめです。
- もともとうるさい電車内などで降りそびれないようにアラームを掛けておく
- 静かな図書館でちょっとだけ仮眠を取る
- 同じ部屋で寝ている夫婦がパートナーを起こさないように早起きするとき
サ活(サウナ室内、水風呂、外気浴)に使用してみて
では実際にHUAWEI WATCH FIT miniをサ活に使用してみてどうだったのか。
これをサ活に使う際のメリットは以下の2点が挙げられると思います。
- 自分がどれくらいの時間サウナに入っているかが分かりやすい
- 自分の心拍数が分かる
まず、一つ目は時間が分かることがメリットだと思いました。
通常サウナ室内には12分計がありますが、これをうまく活かすには入った時に針が何分だったかを覚えておく必要があって、今何分経ったっけ?となってしまうこともしばしばありました。
これが手元ですぐに今何時なのかが分かるようになり、アラームやストップウォッチの機能もあってサ活に集中することができるのは結構良い点だと感じました。
二つ目の心拍数が分かるというのがサウナーにとって良いポイントだと思います。
サウナ室を出るタイミング、水風呂を出るタイミング、外気浴を終わるタイミングは自分の心拍数が一定の速さに達したタイミングが良いとされています。
これが測れてサ活のタイミングが分かるようになるのがメリットになり得ますね。
一方でずっと疑問だったことがあります。高いところでは120℃にも到達するくらい高温となるサウナ室内において、故障することなくスマートウォッチが使用できるのか?ということです。
Apple Watchを使用していた今までは、高い買い物なので万が一壊れてしまった時が怖くて試す勇気はありませんでしたが、今回はお安めなHUAWEI WATCH FIT miniを手に入れたので実験してみました。
まずは大阪府の「ホテル阪神大阪」のサウナ室内で試してみることに。ここのサウナは温度こそ87℃くらいでマイルドでしたが、呼吸をすると鼻腔が刺激されるほどなので恐らくかなり湿度は低めなんじゃないかという、そんなサウナです。
結果としては、サウナ室に入って5分くらいで高温になりすぎてHUAWEI WATCH FIT miniの電源が強制的に落ちました。2度ほど試しましたが結果は同じでした。
一方、水風呂や温泉にも浸けてみましたがこちらは問題がなさそうです。ちゃんと心拍数も計測できていました。
次に石川県の「ドーミーイン金沢」のサウナ室内でも試してみることに。温度は89℃で湿度は22%くらいでした。
このサウナ室では、HUAWEI WATCH FIT miniを普通に使用することが可能でした。心拍数も計測可能です。恐らく湿度が高めなため、HUAWEI WATCH FIT miniに熱が伝わりにくいのかもしれませんね。
結論としては、HUAWEI WATCH FIT miniはサウナ室の設定によっては使用できないということになります。傾向としては湿度が低いサウナ室では強制停止してしまいます。
ちなみに、何度も強制停止させてしまったものの、HUAWEI WATCH FIT miniが壊れてしまったわけではなくて、今でも普通に使用ができています。頑丈に作られていますね。
終わりに
サウナ室内の設定によっては電源が落ちてしまうため、サ活用として「HUAWEI WATCH FIT mini」を買うのはあまりおすすめしきれないかもしれません。
ただ私は結局、時間でも心拍数でもなくて自分の感覚だけでサ活を楽しんでいるので、サ活にわざわざ使用しなくても良いかと思っています。
それ以外の面では見た目がかわいらしく、バッテリーが長時間持つ点が良いと思っているので結果的には購入して良かったなぁと。
ウォッチフェイスもある程度選べますし、睡眠モニタリング、常時血中酸素モニタリング、ワークアウト、心拍数、ストレスなどのヘルスケア周りの機能も充実しているのでサウナーでなくても普通におすすめできるデバイスだと思いました。