2019年3月5日にグランドオープンしたばかりの、東京都東久留米市にある関東最大級の温泉施設、「スパジアムジャポン(以下スパジャポ)」に行ってきました。控えめに言って最高な施設だったので、その理由を紹介していきたいと思います。
「スパジアムジャポン(スパジャポ)」の施設情報
施設情報
施設名 | スパジアムジャポン |
住所 | 〒203-0001 東京都東久留米市上の原2-7-7 |
電話番号 | 042-473-2828 |
公式サイト | https://www.spajapo.com/ |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 月曜 ~ 木曜 … 9:00 ~ 翌1:00 (最終受付 翌0:20) 金曜・祝前日(平日) … 9:00 ~ 翌2:00 (最終受付 翌1:20) 土曜・祝前日(休日) … 8:00 ~ 翌2:00 (最終受付 翌1:20) 日曜・祝日 … 8:00 ~ 翌1:00 (最終受付 翌0:20) |
利用料金 | ■入館料 大人(中学生以上) … 平日 850円 / 休日 950円 小学生 … 350円 幼児 … 100円 3歳以下 … 無料 ※事前購入制度あり ■岩盤浴料(浴衣、大型タオル付き) 大人(中学生以上) … 平日 850円 / 休日 950円 小学生 … 250円 ■レンタルタオルセット(バスタオル+フェイスタオル) 300円 |
特記事項 | タトゥーNG |
温泉の特徴
源泉名 | 武蔵野温泉 |
ph値 | 7.0 ~ 8.0 |
泉質 | ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉 |
「スパジアムジャポン(スパジャポ)」が最高だった理由
3線5駅からバスが通っていてアクセス性が良い
スパジャポの最寄りの「東久留米団地」バス停には、以下の駅からバスで行くことが可能です。
- JR武蔵野線 新座駅
- 西武池袋線 東久留米駅
- 東武東上線 朝霞台駅(JR武蔵野線 北朝霞駅)
これって結構行きやすい立地であると言えますよね。
上で説明したのは有料の公共機関としてのバスの話ですが、スパジャポ自身が無料のシャトルバスを運営していたりもします。
以下の駅からシャトルバスが運行していて、もちろんスパジャポから帰りのバスも運行しています。停車する詳しい場所や時間は公式ホームページを参照してください。
- 東武東上線 志木駅
- 東武東上線 朝霞台駅(JR武蔵野線 北朝霞駅)
ファミリーの方はもちろん車で行く場合も多いでしょうが、敷地内に無料駐車場が400台も完備されているので、混雑しがちな土日でも安心です。
入退館が自動なので(慣れれば)スムーズ
つい最近オープンしただけあって、スパジャポには最新鋭の入退館システムが導入されています。
これは板橋区の「さやの湯処」もそうなんですが、入退館が自動精算機によって行われるため、タオルとかが必要なければ店員と接することなく入館・退館が可能です。
操作に慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、自動精算機は結構台数が多く設置されているのであまり待たずにスムーズに入館・退館ができました。
また、支払いにはクレカも使用可能なので便利です。
入館料が安い
スパジャポの大人の入館料は、平日が850円で、休日が950円です。
東京都の他の温浴施設と比べると安いほうだと思います。
タオルは有料となるので、持参することをおすすめします。
どこもかしこも清潔で綺麗
スパジャポは、外観も館内もお風呂も露天も全てが清潔で綺麗です。まぁ、オープンしたばかりなので当然ですよね。
なので女性や小さいお子さんでも安心して行くことができると思います。
種類が豊富なフードコード
館内3階にはフードコートがあるのですが、色々な種類の店舗が入っており、ちょっとしたショッピングモールくらい充実しています。
- ステーキ&ハンバーグGRILLERS
- らーめん虎たん
- アジア食堂からんころん
- 天どん寿
- 山水草木(和食料理店)
- SPRE(スイーツカフェ)
試しにSPREの「タピオカ抹茶ミルクフロート」を頼んでみました。540円。おしゃれな飲み物だったので、インスタ映えもばっちり狙えます。
更に上記に加えて、M5階岩盤浴ラウンジ内にも「IN THE FOREST CAFE」というカフェがあるという抜け目のなさ。いやぁ、完璧ですよ。
お風呂エリア内に、テレビが計3台ある
蒸気サウナ内に1台と、露天風呂に2台、テレビが設置されています。自分は結構飽きっぽい性分なので、お風呂エリアのテレビの有無は結構重要だと思っていたりします。
露天風呂の2台はそれぞれ違うチャンネルが流れているので、見たい番組に合わせて浴槽を変えるのもアリかもしれませんね。
マニアックかもしれませんが、どのテレビも新しいので解像度が高くて見やすいのも良いポイントだと感じました。
2種類ずつあるサウナと水風呂
スパジャポには塩サウナと蒸気サウナが設置されています。
塩サウナはその名の通り、部屋の真ん中に塩が置いてある湿式サウナです。おしゃれなBGMが流れています。
蒸気サウナはいわゆるフィンランドタイプの乾式サウナです。床にはふかふかのマットが敷かれているため、あぐらをかいていてもくるぶしが痛くならないのが何気に嬉しいポイント。
自分が特徴的だなーと感じたのは、水風呂が2種類ある点でした。
普通の水風呂と炭酸水風呂の2種類です。「炭酸水風呂」なんてここで初めて見ました。試しに入ってみるとかなりの強炭酸が全身を包み込みます。あまりに刺激が強いため、入りたては大事な部分が痛くなるので注意です。冷たい痛いの2重苦ですが、辛抱して入っていればそのうち慣れてきつくなくなります。
水風呂は青いライトで照らされていて、温度はそれぞれ15℃くらいと18℃くらいになっています。どちらにも澄んだ名水百選の湧き水が使われているらしいです。他のサウナと比べると水風呂の温度が低めかな?
露天エリアには座ったり横になったりと外気浴ができるスペースが多くあり、「ととのう」ための環境はばっちり整っています。スパジャポはサウナー(サウナ好きな人)にはたまらない施設なんじゃないでしょうか。
周辺では珍しい透明な温泉
スパジャポの温泉は「武蔵野温泉」と名が付けられているそうです。泉質呼称は「ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉」とのこと。
色は無色透明で、入ると体がさっぱりして爽快感があり、気持ちよかったです。
すぐ近くにある新座市の「にいざ温泉」や和光市の「極楽湯」は真っ黒な「黒湯」なのに、スパジャポの温泉は全く違ってなんだか不思議な感じですね。
かなり豪華な岩盤浴ラウンジ
岩盤浴ラウンジのあるM5階には、入館時に岩盤浴料を支払っていないと立ち入ることができません。ちゃんと自動のゲートで管理されています。
スパジャポの浴衣はおしゃれで今時な感じですね。岩盤浴料は大人が850円~950円、小学生が250円、幼児・3歳以下は無料となります。ちなみに、岩盤浴を利用する場合は、ホームページから事前購入をするとレンタルタオルセットが実質無料になるのでお得ですが、会員登録が必要なので少々面倒ではありますね。
岩盤浴ラウンジには3万冊のコミック・120冊の雑誌が用意されており、ラウンジでも岩盤浴中でも自由に読むことが可能です。こんなに多くの種類の漫画・雑誌が置いてある温浴施設なんて、他にあるのでしょうか。仮に、お風呂や岩盤浴に入らずにこれだけのためにスパジャポに来たとしても十分元を取れるんじゃないかと思います。要は漫画喫茶代わりに使う感覚ですね。
岩盤浴ラウンジ自体もすごく広くて、ビーズクッションやTV付きリクライニングチェアやテーブルやハンモックなど、ありとあらゆるくつろぎ方ができます。先に説明した通り、カフェも併設されています。
USBとコンセント付きの机もあるし、スマホ充電用のロッカーもあるので充電を気にせずに一日中過ごせそうです。館内全域でフリーWi-Fiが利用可能ということもあり、ノートPCを持ち込んでブログを書いたりなどの作業をするのもありかもしれませんね。
6種類から選べる岩盤浴
スパジャポは、岩盤浴の種類もかなり豪華です。
- COLORED FOREST
- RED HOT ROOM
- FOREST TERRACE
- FOREST BATH
- HANG LOOSE ROOM
- COLD HOUSE
実際に全部試してみましたが、それぞれ温度が違ったり雰囲気が違ったり石の種類が違ったりビーズクッションが置かれていたりで様々な汗のかき方ができて面白かったです。
こんなに岩盤浴の種類が選べる温浴施設も珍しいのではないでしょうか。
ちなみにスパジャポの岩盤浴は予約制ではなく、時間無制限で使用可能です。
岩盤浴の外には、飲み物を冷やしておける鍵付きの冷蔵庫が設置されており、いつでも冷えた飲み物を楽しめます。
終わりに
スパジャポには平日の夜と休日の昼に行きましたが、平日のほうが少しマシだったとは言え、どちらもすごく混雑していました。また、お盆期間の夕方に車で行ったときはもう激混みで、400台の駐車場が既に満員になっており、空き待ちをしてなんとか駐車できたレベルでした。かなり人気な施設になっていますね。
客層は休日はファミリーだらけになっていて、平日の夜は若者が結構多い気がしました。
もし自分が近くに住んでたら絶対高頻度で通ってしまうだろうなーと思います。高頻度で通ったとしても、お風呂の種類もフードコートのメニューも豊富な上、漫画も大量に揃っているのでなかなか飽きることはないでしょうね。
老若男女問わず、誰にでもおすすめできる素晴らしい温浴施設だと感じました。特に以下のような方にはおすすめです。
- 純粋に天然温泉やサウナや岩盤浴を楽しみたい人
- 家族やカップルでワイワイ温泉や岩盤浴を楽しみたい人
- のんびり漫画や雑誌を楽しみたい人
- パソコン作業に集中したい人