東京都杉並区にある「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」は良い温浴施設でした。この記事では、実際に行ってみて良かった点や感想や混雑状況などを記載していきます!
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」の施設情報
施設名 | 東京荻窪天然温泉 なごみの湯 |
住所 | 〒167-0043 東京都杉並区上荻1丁目10−10 |
電話番号 | 03-3398-4126 |
公式サイト | https://www.nagomino-yu.com/ |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 営業時間 10:30~翌朝 9:15(最終入館受付8:00) ※深夜1:00~翌朝5:00はご入館いただけません。 [浴室ご利用時間] 10:30~深夜2:00 (温泉は深夜1:00まで) ※2:00~5:00は浴室清掃時間のため、ご利用いただけません。 [朝風呂割引時間] 7:00~8:00 |
利用料金 | ■入館料金 平日:大人2,180円、子供1,270円、幼児740円 土日祝・特定日:男性 2,480円、女性 2,380円、子供1,470円、幼児940円 ■早朝料金(7:00~8:00の入館) 平日 1,370円 土日祝・特定日 1,570円 ■深夜追加料金(深夜1:00以降の滞在) +1,480円 ■ヒーリングスパ 平日(10:30~20:00)一般 450円 平日(20:00~)一般 350円 土日祝・特定日 一般 600円 |
特記事項 | タトゥーNG |
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」について
東京荻窪天然温泉 なごみの湯は荻窪駅西口徒歩3分というエグい立地にあり、かなり行きやすいです。荻窪駅にはJR中央線・JR総武線・東京メトロ丸ノ内線の3線が通っています。

荻窪駅周辺には、飲食店も多くてドン・キホーテやショッピングモールもあるので住むのにもかなり便利そう。
なごみの湯に入場してからの流れは以下の通りとなります。
- 下足をロッカーに入れる
- 下足の鍵は自分で管理し、フロントで岩盤浴を付けるか付けないかを選択
- カードキー、タオル類、館内着を受け取る(岩盤浴を付けた場合は専用着と岩盤浴用タオルも)
- 脱衣所に向かい、カードキーの番号のロッカーを使用する
- 館内を楽しむ!
- 帰りに1階の自動精算機にカードキーをかざして精算する
- 下足を取り出して帰宅
平日の昼間に行きましたが、岩盤浴料金込みで2,530円でした。「なごみの湯友の会」という会員制度があって、入会すれば400円ほどお安くなるとのこと。
ちなみにSuicaを始めとした各種電子マネーが使用可能でした。クレカも使えます。
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」のサウナ
女性の場合は2階、男性の場合は4階に脱衣所&浴室があります。
なごみの湯のサウナは3種類。
1つ目はドライサウナの「ロッキーサウナ」です。
温度は96℃くらいでサウナ室内は広め。一~二段になっており、テレビが設置されています。白樺の木が飾ってあるのがなんかおしゃれ。室内は暗くて、ほんのりオレンジ色のライトが点いているくらいです。ドライサウナというだけあって、空気が乾燥していて熱気が鼻の粘膜を刺激してきてピリピリしました。
こちらのサウナではたまにアンバサダーの方のアウフグースのイベントが行われるそうです。
2つ目はスチームサウナの「ボナサウナ」です。
温度は88℃くらいでサウナ室内は狭め。二段になっており、こちらにもテレビがあります。ヴィヒタが吊るされていて雰囲気がありますね。良い香りも漂っています。
こちらのサウナではたまにオートロウリュがあり、体感温度がグッと上がります。
3つ目はミストサウナの「テルマーレ」です。
正確な温度は分かりませんでしたが、この手のミストサウナにしては体感温度が高めかな?と感じました。サウナ室内の中央には塩が盛られており、自由に利用可能となっています。
サウナ前にはサウナマットが用意されています。加えて紙コップと給水機もあってガブガブ給水できるのが大変ありがたいポイントでした。



サウナが3種類あるのは素敵ですね!
水風呂は16℃くらいのちょうど良い温度で気持ち良いです。大きさはそこそこ広めなのも快適度高し。
サウナ後の休憩スペースはかなり用意しています。ととのい椅子が屋内に8脚&露天エリア内に7脚あって、それに加えて横になれるチェアも8脚用意されているという充実っぷり。
露天エリアがめっちゃ良くて、一見矛盾するようですが、狭くて圧迫感があるけど天井が無くて開放感もあって居心地が良く、控えめに言って最高でした。心地良い風が吹き込んできます。駅が近いので電車の音が聞こえてくるのもオツなものですね。



なごみの湯では、サウナーでも満足度の高いサ活ができます!
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」のお風呂
なごみの湯はもちろんお風呂も良かったです。
屋内にはジェットバス、バイブラバス、高濃度炭酸泉があり、それぞれが大きい湯舟なのでゆったり楽しめました。
加えて露天エリアもあって、空を見ながら西多摩の天然温泉「日の出町つるつる温泉」を楽しめます。こちらはph10.1くらいのアルカリ性単純温泉とのこと。無色透明無味無臭のお湯で、入ると肌に若干ヌルヌルする感覚があるため効いてそう感のある良い温泉でした。
サウナ前辺りには、横から出るミストシャワーや上から一気に出るシャワーがあってサウナ後のかけ湯代わりや帰り際などに効果的に使えて便利。



昼間だと、透かし窓から光が入ってきており、浴室内が明るくて良いなぁと感じました!洗い場が三箇所に点在しているのは何でだろう?
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」の岩盤浴(ヒーリングスパ)


岩盤浴(ヒーリングスパ)は、3階と5階で楽しむことが可能です。エリア内に入るには専用着の着用が必須となっています。茶色のガウンのほうではなく、シャツと短パンのほうが岩盤浴専用着です。



何で3階と5階に分かれているんだろうか…?
5階のほうには多種多様な岩盤浴エリアがあります。
ごく一般的な岩盤浴の「緑彩」。温度は48℃くらいで湿度は50%くらいだそう。
女性専用の「楼蘭」も温度や湿度は同じくらいとのこと。
低温ドライサウナの「黒龍」は55℃くらいで、中は結構広め。時間帯によってセルフロウリュやアウフグースイベントもあるとのことで良いですね。
母親の胎内のような体験ができるという「胎内浴」を楽しむことができるのは「紅宮」。温度は37℃くらいでしたが、中央に水が湧いていてそれを通して天井がほのかにユラユラとライトアップされていて、五感で楽しめる不思議な岩盤浴でした。
他にも12℃くらいのクールダウンルームや、カラーセラピー+ブラックシリカのリラックスルームも。
また、「ヴィヒタズフォレスト」という寝転んで休憩できるエリアもあり、その中に漫画が沢山置いてありました。
3階のほうにも45℃くらいの一般的な岩盤浴「彩」があってボリューム満点です。



色んな種類の岩盤浴があり、飽きずに楽しめました!
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」の館内
なごみの湯には、浴室や岩盤浴以外にもエステ・整体・マッサージ・アカスリのリラクゼーションや飲食できるレストランもあります。
加えて、地下1階にはワーキングスペースや漫画・雑誌の置いてあるレストスペースもあるので多目的に利用できるところも良いですね。
ワーキングスペースには実際に仕事中と思われるパソコンを扱う方々がポツポツといらしていました。Wi-Fiもあるので便利です。
5階の岩盤浴エリアにも漫画がある分、地下1階のほうの漫画エリアの品揃えはやや少なめでしょうか。雑誌のほうは「月刊サウナ」という業界紙があって思わず読みふけってしまいました。
地下一階にはビール自販機も。毛布も用意されていてテレビ付きのリクライニングチェアもあるので仮眠を取ることも可能です。
「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」の混雑状況
平日のお昼時の12~14時らへんに訪れた時でも、そこそこ人が多いなぁと感じました。特にボナサウナが満員に近くなっていましたが、ととのい椅子がかなり多いのでサ活に困ることは無さそう。なので平日昼間はおすすめの時間帯だと思います。
平日17時以降はどんどん働き盛り世代が増えていく感じで混雑度アップ。サウナが3つあるので分散してくれるため多少はマシでしたが、やはりストレス無く楽しむのであれば平日昼間に行くのがおすすめ。
ワーキングスペースがあるので、場所や時間に融通の利く働き方の人は仕事場として利用するのもかなり良さげです。
終わりに
東京荻窪天然温泉 なごみの湯はサウナも良くて外気浴もあり、天然温泉と岩盤浴も楽しめて館内も充実しているのにも関わらず駅近の神立地にある、すごい温浴施設だと思います。
サウナー視点でも、サウナーフレンドリーさをかなり感じられたので満足なサ活ができること請け合い。
シャワーが全然出ない洗い場があったし、サウナ前のシャワーが絶賛修理中だったこともあり、施設が老朽化している感はありますが、スタッフさんの巡回も多くてきれいに保たれており、若者からお年寄りまで楽しめる良い施設でした。



交通の便も良くて便利なお店が多そうなので荻窪駅に住みたい…。