最強のポケモンGO用スマホ「moto g7 power」のレビュー

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moto g7 powerの化粧箱
moto g7 powerの化粧箱

ポケモンGOは面白いですが、非常にバッテリーを消費するアプリであるためやりくりに困ることがありますよね。中にはモバイルバッテリーを持ち歩いている方もいると思いますが、それ自体も充電が必要で面倒くさい思いをしていたり、かばんが重くなったりして大変に感じていたりはしないでしょうか?

そこで今回は、自分が最強のポケモンGO用スマホだと考えている、モトローラ社のSIMフリースマホ、「moto g7 power」(PAEK0002JP/A)をご紹介いたします。

目次

moto g7 powerの付属品

moto g7 powerの付属品
moto g7 powerの付属品

moto g7 powerの化粧箱は綺麗な緑基調になっています。付属品は以下の通りです。

  • カバー
  • ヘッドセット
  • USB充電器
  • USBケーブル
  • SIM取り出しピン
  • クイックスタートガイド
  • LG(法令/安全/規制)

付属のUSB充電器で15Wの急速充電ができるらしいです。大容量バッテリーを積んでいるのでこれはありがたいですね。

OTGケーブル(アダプタ)は別売りとなっています。OTGケーブル(アダプタ)があればmoto g7 powerをモバイルバッテリー代わりにすることが可能です。要はmoto g7 powerから別の機器に対してバッテリーを分け与えることができるってことです。この機能は「リバースチャージ機能」と呼ばれていたりもします。

実際に、OTGアダプタを購入してmoto g7 powerからPixel 3へリバースチャージ機能を試してみましたが、ちゃんとPixel 3が充電できていました。1時間でmoto g7 powerのバッテリーが9%減って、Pixel 3のバッテリーが17%増えていましたのでご参考までに。

↓自分が買ったのはこちらです。Amazonで799円でした。

なんと、スマホ本体がカバーに入った状態で箱に入っているんですね。初体験でした。別途買わずに済むのは助かります。

moto g7 powerの外観・スペックについて

下面にUSB TYPE-C、右面に音量ボタンと電源ボタン、左面にSIM&microSDスロット、上面にイヤホンマイクジャックがあります。個人的にはイヤホンジャックが上面にあると使いにくいので、下面に欲しかったです…

また、表面の上のほうにはノッチがあって、裏面にはカメラと指紋認証があります。指紋認証部分にはMotorolaのブランドロゴである「M」のマークが描かれているのがかなり特徴的ですね。これはコウモリの翼を表しているらしいです。指紋認証の他に、「Motoアクション」という機能で顔認証にも対応しています。

カメラはアウトカメラ、インカメラともにシングルカメラとなっています。実際にPixel 3と写真を撮り比べてみましたが、moto g7 powerのほうは撮った写真を拡大したときの粗さがだいぶ目立つ結果となりました。カメラ性能には期待しないほうが良さそうです。

moto g7 powerの良いところ

最強のバッテリー持ち

moto g7 powerの最大の魅力はこれ。バッテリー容量はなんと驚きの5,000mAhです。

これは現在日本国内で正規に販売されているスマホでは最大級の容量となっています。ライバルは同じ5,000mAhを持つ、ASUSの「ZenFone Max Pro (M2)」でしょうか。

試しに、手持ちのPixel 3とmoto g7 powerを使って、どれくらいの時間「ポケモンGO」が連続でプレイできるかを調べてみました。

ちなみにPixel 3のバッテリー容量は2,915mAhです。ただし、自分のPixel 3は購入してから6か月が経ってしまっているので、バッテリーの劣化があるとは思います。

同じ条件でポケモンGOのプレイをしてみた結果、Pixel 3はちょうど5時間プレイしたところでバッテリーが0%になってしまいましたが、驚くべきことに、moto g7 powerは12.5時間も連続プレイができました。要は1時間当たり8%しかバッテリーが減らないということですね。これはすごい!

USB TYPE-Cに対応

ライバルの「ZenFone Max Pro (M2)」は残念ながらmicroUSBなんですよね。moto g7 powerはUSB TYPE-Cに対応しているのでケーブルを刺す時にすごく楽です。

ちなみに自分はメインスマホでUSB TYPE-Cに対応しているPixel 3を使用しているため、充電ケーブルを共用できるのもメリットだと感じています。

価格が安い

2019/6/18現在、Amazonでmoto g7 powerの価格は25,319円です。一方、ライバルの「ZenFone Max Pro (M2)」の価格は33,829円となっています。

つまりスマホのバッテリーを何よりも重視する方にとっては、最強のコスパを誇るスマホってわけです。

moto g7 powerの不満なところ

重い

moto g7 powerの重さは193gです。カバーを付けたら更に重くなるでしょう。実際に手持ちのPixel 3(148g)と持ち比べてみるとその差は歴然でした。

まぁ、大容量バッテリーを搭載しているので重くなるのはしょうがないんでしょうね。

どうしても重さが気になってしまうのであれば、カバーを付けずに裸運用するのもありかもしれませんね。

Wi-Fiが5GHz帯に非対応

moto g7 powerのWi-FiはIEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)にのみ対応です。5GHz帯に非対応な点はちょっと残念。

自分の環境では特に5GHz帯に非対応の影響を感じていませんが、2.4GHz帯は他の家電や機器と干渉しやすいので人によっては通信速度が気になることがあるかもしれませんね。

auのVoLTEに非対応

au系のSIMを利用している方はmoto g7 powerを買わないほうが賢明です。その場合はライバルの「ZenFone Max Pro (M2)」が全キャリア対応なので、そちらを選ぶといいと思います。

ちなみに自分はワイモバイルのデータ専用SIMを刺して使っていますが、何の問題もなくデータ通信ができています。

終わりに

moto g7 powerは最強のポケモンGO用スマホだと感じました。お値段が安い割に「Snapdragon 632」というそこそこな性能を持つCPUを搭載しているため、ポケモンGOや動画を見たりする程度の用途なら十分こなせてしまうんですよね。

実際に、マシンパワーを消費するであろうポケモンGOの20人規模のレイドバトルを行ってみましたが、まったく問題なくプレイすることができました。更に、ちゃんとAR+機能にも対応していますので相棒との写真撮影を存分に楽しむことも可能です。

上に書いた通り、ポケモンGOが12.5時間も連続プレイできるのであれば、わざわざポケモンGOのためにモバイルバッテリーを持ち歩く必要はほぼなくなりそうですね。これは結構でかいんじゃないでしょうか。

そしてコスパも良いっていうのが素晴らしいところです。

自分の場合はメインスマホをPixel 3にし、サブスマホとしてmoto g7 powerを使っているのですが、Pixel 3はバッテリー持ちと画面の小ささが少々不満だったので、この二つは双方の欠点を補いあっていて良い組み合わせだと感じました。ただ双方の電源ボタンと音量ボタンの位置が逆だからちょっとややこしいんですけどね。

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