実際に住んで後悔!物件選びで気を付けたいダメ物件のポイント10選

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日本の住居たち
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今までに引っ越しを数回経験してきましたが、実際に住んでみて後悔した物件も結構あります。

そこで、引っ越しなどで物件を検討中の皆さんに向けて、私の実体験をお話ししようと思います。

目次

実際に住んで後悔したダメ物件のポイント10選

①木造アパート

職場に近いという理由で東京23区内の都心近くに住んでいた時期があります。しかし、まだ新人に近い頃だったのでお金がなかったため、「良い立地」を選ぶために「家の質」を犠牲にしました。そこで選択したのが木造アパートのお部屋。

木造アパートだと何がまずいのかと言うと、壁の防音性能が悪いため、隣人の生活音が丸聞こえだからです。

部屋の壁は、家にあまりいることがないアウトドア派ならともかく、家に籠りがちなインドア派であれば特にこだわりたい部分です。壁の作りが木造と鉄筋コンクリート造(RC造)では音の伝わり方が全く違います。静かに勉強したいときや寝るときに隣りから騒音が聞こえてくるときのストレスは半端ないです。

騒音問題は部屋の壁の作りだけでなく、隣人の質にも依存します。隣人が落ち着いた常識人なら木造でも問題ありませんが、チャラチャラした人であれば隣の部屋が集会場になってしまうこともあります。そうなれば最悪です…。また、隣人が自分と生活リズムが違う場合も辛いですね。例えば自分が寝ている深夜に洗濯機や掃除機をかけられたらこっちはたまったもんではありません。

住む前に実際に見に行くとか仲介業者に聞くとかで少しだけは分かりますが、正直住んでみないと隣人の質は完全には分かりませんので、「部屋ガチャ」をするのではなく、木造は避けて鉄筋コンクリート造(RC造)を選ぶべきです。

②1階の部屋

この特徴も先に紹介した部屋と同じ部屋のお話です(つまり木造アパートの1階に住んでいました)。

その部屋はとにかくゴキブリがうじゃうじゃ出てくる部屋でした。木造ももしかしたら関係しているかもしれませんし、隣人が汚部屋の住人だったのかもしれません。とりあえず1階に住むのと2階以上に住むのでは虫と遭遇する頻度が変わるのは間違いないと思います。実際にマンションの5階に住んでいたことがありますが、そのときはゴキブリどころか小さな虫すらほとんど見かけませんでした。

虫の問題以外にも、空き巣や洗濯物の盗難に遭いやすいなどのデメリットも考えられます。特に女性であれば1階だと洗濯物が外に干しにくい可能性があります。

一方、階段やエレベータを使う必要がないので出入りが楽というメリットや、人気がないので家賃が安いというメリットもありますね。

総合的に考えると私は1階に住むのはおすすめしません。

③敷地内にゴミ捨て場がない

選ぼうとしている賃貸の敷地内にゴミ捨て場が無い場合は要注意かもしれません。なぜかというと、「管理者が町内会に入っておらず、近所のゴミ捨て場が利用できない」可能性があるからです(実話)。

それを知らず、管理者に伝えられたゴミ捨て場に早朝に捨てに行ったら、近所のおばさんにそんなことを実際に言われました。こっちは契約時に何も聞いていないので、正直、そんなことを言われても…って感じですよね。仕方ないので、それからはそのゴミ捨て場に、深夜にこっそりゴミを捨てに行く日々が続きました。

まぁ、上記のようなことはレアケースだとしても、敷地内にゴミ捨て場があったほうが純粋にゴミ捨てが楽なのでいいですよね。しかも24時間ゴミ出し可なら更に利便性が高くておすすめです。

④駅に近すぎる

駅に近いことはいいことだと思う人が多いかもしれませんが、駅に近いということはつまり「周辺に人が多い」ということです。

私は駅から3分程度のかなり駅に近い物件に住んでいた時期があります。建物を出入りする時やゴミを出す時は、建物の前で高確率で誰かに遭遇します。まぁほとんどは知らない人間なので、こっちを気にしている人なんていないからどうでもいいっていうのは頭では分かってはいるのですが、私みたいなコミュ障は他人になるべく逢いたくないという気持ちがあります。なので人によっては、私のように次第に外出が億劫になり、部屋に籠りがちになっていってしまう可能性があります。

その点、駅から離れて人の少ない場所であればあまり人目を気にせず行動しやすいです。例えば家の周囲をランニングしたりするのはこっちのほうが障壁が低いですね。会うのが店員だけと考えれば身だしなみをあまり整えずにコンビニに行くこともしやすいかもしれません。

更には、何といっても家賃が高いというデメリットも大きいです。また、駅周辺は駐車場の相場もかなり高めになっています。高い利便性を取るかお金を取るか、悩ましい問題ですね。

あと地味にポスティングをされる量が多かった気がします。要らないチラシたちの処理が毎回面倒くさい…

⑤シャワーの水圧が弱い

これは些細な不満かもしれませんが、住んだアパートのシャワーの水圧が弱くて参ったことがありました。水圧が弱いと体を洗ったあとに泡を流すのが時間かかってしまうんです。

まぁ、これは裏を返せば水道代の節約というメリットにつながるのかもしれませんが…

水圧が弱い原因は結局最後までわからずじまいでした。

物件の内見に行ってみて、実際にシャワーから水を出すところまで確認する人はなかなかいませんよね。そもそも希望したとして水を出すことができるのでしょうかね?ダメ元で不動産屋に聞いてみるのもありかもしれません。

知人に教えてもらったのですが、シャワーの水圧はシャワーヘッドの交換で改善される場合があるそうです。もし今困っている人がいれば参考にしてみてください。

⑥ロフト付き

ロフトが付いている物件にも住んだことがあります。

最初は「ロフトの分、空間が広く使えていいな~」と思ってウキウキだったのですが、だんだんロフトへのはしごを上るのが面倒になってしまい、日が経つにつれてロフトに上がる頻度が減っていきました。

それと、高いところとはいえ、当たり前ですがロフトには普通にほこりがたまっていきますよね。そのため定期的に掃除を行わなければならないのですが、掃除用具を持ちながらはしごの上り下りをするのが結構苦痛でした。

しかもロフトに上った状態だと天井が低いので直立の体勢を取ることができません。なので腰にも悪いし散々でした。

上に挙げた理由により、最終的にははしごはただの洗濯物干しになり、ロフトはただの物置になりました…

もう私はロフト付きの物件を選ぶことはないと思います。

⑦脱衣所が無い(独立洗面台が無い)

今住んでいる物件に脱衣所が無く、風呂の前がすぐキッチンとなっているのですが、これだとなかなかしんどい点が結構あります。

その前に住んでいた物件には、脱衣所に独立洗面台が設置されていましたが、今の物件には脱衣所が無いため当然のように独立洗面台もありませんでした。そのためヒゲを剃ったり身だしなみを整えたりするのがしんどいです。

風呂の中には洗面台と鏡があるため現在はそこで身だしなみを整えているのですが、それだと風呂上がりのびしょびしょな床の上でやらなければならないのがストレスなんですよね。風呂上がりの鏡は曇っている状態なのでそれも不便ですし。

しかも、ヒゲ剃り用のシェーバーは充電が必要なのでコンセントが欲しいのですが、当然風呂の中にはコンセントが無いです。なので普段はキッチンにシェーバーを設置する羽目になっています。なんか衛生的に嫌ですよね。

あとは脱衣所が無いせいで脱いだ服を置いておくスペースが無いのもかなり不便です。

次引っ越すのであれば絶対に脱衣所がある物件を選ぼうと思います。

⑧ベランダに出られない

今住んでいる物件にはベランダが一応あるものの、かなり狭くてエアコンの室外機とガスの給湯器が設置されているだけでギュウギュウになっており、人間が外に出られるスペースがありません。一応物干し竿は設置されてはいるのですが、そのすぐ下に室外機があるせいで小さい物しか干すことができません…

そのため現在は、室外機の上とか横とかに要らない物を置くだけのスペースとなっています。本当は防災的に良くなさそうなのですがね…

⑨物件の周囲に坂道が多い

当たり前かもしれませんが、毎日通ることになる道が坂道かそうでないかというのは体力の消耗度に結構関わってくると思うのですよ。

家の前の道路が坂道だった場合は車を停車するのも大変だったりするデメリットもあるかもしれません。

都会にも意外と坂はあるんですよね。地名が「◯◯坂」(例:神楽坂)や、「◯◯台」(例:平和台)などとなっている場合は要注意かもです。

⑩狭すぎる部屋

立地が良いけど狭い部屋に住んだこともあるのですが、やっぱりしんどかったです。部屋の広さは毎日のストレス度合いに影響してくるんですよね…スペースにゆとりが無いと心にもゆとりが無くなるというか。おかげで精神を病みかけてしまいました。

まぁ例えば今流行りのFIREできるまでは狭い部屋に住んでお金を貯める!みたいに割り切るならいいかもしれないですが、年を取ってきたらやはりある程度は広い部屋が良いですよ。

終わりに

何度も引っ越しをしたことのある私が、実際の経験を元に住んではいけない物件を10個挙げてみました。

引っ越しにはお金がかかり、失敗してもなかなか気軽に再度引っ越すなんてことは難しいのが現実です。私の失敗談が参考になり、これから引っ越しを考えている方の失敗を防ぐことができれば幸いです。

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