「ウェルビーのサウナがすごいらしい」。そう聞いた私は居ても立っても居られなくなり、博多行きの新幹線に飛び乗った――
「ウェルビー福岡」の施設情報
| 施設名 | ウェルビー福岡 |
| 住所 | 〒812-0038 福岡市博多区祇園町8-12 ロータリー大和ビル２F |
| 電話番号 | 092-291-1009 |
| 公式サイト | https://www.wellbe.co.jp/fukuoka/ |
| 定休日 | 年中無休 |
| 営業時間 | サウナ：6:00 〜 23:00 カプセル：14:00 〜 翌日12:00 |
| 利用料金 | 90分：平日 1,500円、土日祝 1,800円 3時間：平日 2,200円、土日祝 2,500円 FREE：平日 3,000円、土日祝 3,300円 ナイト2時間：平日 2,000円、土日祝 2,300円 |
| 特記事項 | 男性専用、タトゥーNG |
| 宿泊予約 | >> 楽天トラベル >> じゃらん |
「ウェルビー福岡」のお部屋
流石に都内から福岡県に行って日帰りはしんどいので、事前に楽天トラベルで予約をし、ウェルビー福岡にサ泊することに。
入場からの流れはこんな感じでした。
- 入場
- 温度を計る
- 紙に電話番号と体温と名前を書いて提出
- 下足をロッカーに入れる
- フロント前の精算機で入場の手続き
- フロントに出てきたレシートと下足のカギを預ける
- 鍵と朝食券をもらう
感染対策に気を使われている感があり好印象。
お部屋はプレミアムルーム「ペフメア」を選択しました。すごく清潔感があり綺麗なお部屋。
一見ちゃんと囲われているように思えますが、法律などの理由でちゃんとしたドアではないため防音性は皆無で、他人のいびきなどはしっかり聞こえます。そのためにアイマスクと耳栓の「安眠セット」が部屋に置かれていました。ポケット付きの館内着も置かれています。テレビも付いており、ベッドが電動です。
部屋自体には鍵が掛けられませんが、部屋の中に自分専用のロッカーがあり、そこは鍵が掛けられるので安心です。
お部屋のあるエリア内に、コーヒーサーバーがあって飲み放題です。水も飲み放題。wi-fiも利用可能です。タオルは脱衣所前に積まれているのを利用する形式です。
ちなみに、チェックアウトは12時なので遅めなのが嬉しい点でした。
ざっと見た感じカプセルはガラガラでしたが、ペフメアのほうは人気なのか、満員になっていました。泊まった感想としてはカプセルとは違って、天井が高く、プライバシー性も高いので快適に過ごせました。
「ウェルビー福岡」のサウナ
ウェルビー福岡のサウナは3種類ありました。
一つ目は「フィンランド式サウナ」。サウナ室は広めで二段になっていました。温度は87℃くらいで湿度が25%くらい。テレビが無い代わりに、独特なメディテーション用っぽいサウンドが流れています。こちらのサウナでは、アウフグースイベントもあったそうなのですが、時間が合わず参加できませんでした。
二つ目は「森のサウナ」。こちらは照明はかなり暗めで温度は78℃くらいでした。こちらではセルフロウリュが可能になっており、アロマでなく水を掛けることが可能です。実際にロウリュすると温度は80℃以上に上昇します。サウナ室の構造が面白くて、サウナ室内に水風呂があるというのが特徴的だなぁと。水風呂の温度は17℃くらいでした。
三つ目は「からぶろ」。完全1人用の新感覚なサウナで、こちらでもセルフロウリュが可能です。中は真っ暗。お香というか、日本的な香りが漂っています。温度は60℃くらいでした。床が畳というかゴザというか、横になれる素材でできているため誰の目も気にせず自由な姿勢でサウナを楽しめます。
サウナ室のすぐ外にはサウナパンツとサウナマットが積まれており、自由に使用することが可能です。給水機もサウナのすぐそばにあって助かります。サウナパンツは関東には無い文化なので、大阪のサウナで少しは慣れたもののまだまだ使い方に戸惑ってしまいました。
見た感じ、ウェルビー福岡ではわざわざサウナパンツを穿かずに入る方が多そうですね。
水風呂は2種類ありました。
先述した森のサウナ内の水風呂が一つ目。
二つ目はめちゃくちゃ冷ため4℃くらいのグルシン水風呂です。深さもそこそこあります。こんなに冷たい水風呂には人生で初めて入りました…！
あまりの冷たさに1分どころか10秒くらいが限界。その後のととのい具合がエグかった…。
水風呂とは違いますが、冷気を浴びることができる「アイスサウナ」も用意されていました。狭くて一人用で、入るときは専用のスリッパを着用する必要があります。こちらは水風呂と比べて比較的ソフトに身体を冷やすことが可能とのこと。
そして身体を冷やした後の休憩スペースもばっちり用意されています。
水風呂の近くに小高い丘みたいなスペースがあって、そこで横たわって休むのも良し、洗い場の奥のととのいスペースを使うのも良しです。ととのいスペースには様々なチェアが用意されているのはさすが。白樺とヴィヒタとサウナハットが吊るされており、全体的にフィンランドっぽい雰囲気が感じられました。
ふと思ったのは、私の勘違いでなければ普通の白湯とかの湯船が見当たらないなぁと。まぁ確かにこの店に来るような方はほぼサウナ目的でしょうから、湯船は無くても問題ないのでしょうね。
かなり攻めてるな…！
脱衣所には、冷やしたタオルが用意されているのも私の目には斬新に映りました。
冷えたタオル、サウナ上がりに気持ち良い～！
そう言えば湯船だけでなく、バスタオルも見当たらなかったのですがこちらも元々用意されていないという認識で合ってるのでしょうか。私の自宅でもバスタオルを廃止してハンドタオルだけで身体を拭いていますが、男性専用施設であればそれで充分ですもんね。
合理的。やっぱり攻めてる…！
滞在中、夜の21時～22時と朝の7時～8時の2回サウナを利用させていただきましたが、夜よりもむしろ朝のほうが混んでいました。
「ウェルビー福岡」のレストランでのサ飯
夕食
サウナを沢山楽しんで胃の中が空っぽになった後の、待ってましたのサ飯。
2階にあるレストランで、博多名物の「びっくり辛味噌焼肉」の定食を頂きました。
鉄板が熱々でジュージュー音が鳴った状態で来るため、一番美味しい状態を楽しめます。
ニンニクが効いていてめちゃくちゃ美味くてご飯が進みました！ビールにかなり合いそうです。
そんなに辛くはなかったかも。付いてきた味噌汁も最高。
ちなみに自家製っぽいおしゃれドリンクがセルフで飲み放題なのもありがたいポイントでした。
朝食
朝食は無料でした。
良くあるビュッフェ形式ではなく、配膳された状態での提供となっています。
手間がかかっていてありがたい…。
ご飯とお味噌汁はおかわり自由とのこと。
魚を中心とした和食風の健康的な朝食で元気になれました。TKG（卵かけご飯）ができて美味しかったです！
終わりに
ウェルビー福岡は新幹線の「博多駅」から近いため行きやすい立地で助かりました。
実は宿泊後に近くの「波葉の湯」に寄ろうと計画していたらたまたま休館日で行けず、実質ウェルビー福岡のためだけに博多まで来たことになってしまいましたが、レストランで博多名物も楽しめたし、何より新しいサウナ体験ができて大満足でした。
最近できたのか、館内がかなり清潔感があって綺麗でおしゃれな雰囲気でした。2階には個室などのワークスペースもあるし、サウナ本も沢山展示されており、自由に読むことが可能です。ワーケーションとしてもバケーションとしても利用できそう。