この間、沖縄県豊見城市(とみぐすくし)にある「琉球温泉 瀬長島ホテル」にサ泊(サウナ目的での宿泊)してみて最高だったので、良さを紹介していきます。参考にしてみてください。
「琉球温泉 瀬長島ホテル」の施設情報
施設名 | 琉球温泉 瀬長島ホテル |
住所 | 〒901-0233 沖縄県豊見城市瀬長174-5 |
電話番号 | 代表電話:TEL 098-851-7077 / FAX 098-851-7559 レストラン:098-851-7284 琉球温泉 龍神の湯:098-851-7167 エステ・ボディーケア・あかすり:098-851-7283 |
公式サイト | https://www.resorts.co.jp/senaga |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 琉球温泉 龍神の湯:6:00~24:00(23:00最終受付) |
利用料金 | 大人(中学生以上)平日1,500円 土日祝1,700円 ※入湯税・消費税込 小人(小学生)全日800円 ※消費税込 幼児 無料 |
特記事項 | タトゥーNG、サウナハットNG、サウナウェアNG |
宿泊予約 | >> 楽天トラベル >> じゃらん |
「琉球温泉 瀬長島ホテル」のお風呂「龍神の湯」
「龍神の湯」について
瀬長島ホテルのお風呂には「龍神の湯」という名前がついています。
お風呂は一般開放されており、日帰りでの入浴も可能となっています。ホテル宿泊者であればもちろん無料で入り放題。
営業時間は6:00~24:00(最終受付23:00)です。浴場は「金龍の湯」と「銀龍の湯」の二種類があり、日替わりで男湯と女湯が切り替わるという仕組みとなります。
下足ロッカーは100円玉が必要なタイプですが、帰りに返ってきます。宿泊者であれば部屋に備え付けのスリッパは受付で預かってもらえますし、フェイスタオルとバスタオルも現地で貸し出してもらえるので手ぶらでOKです。
龍神の湯の館内には畳の休憩所があったり、受付前で化粧品や瓶の牛乳やビールなどが売られていたりもします。
ちなみに、リアルタイムでの混雑状況はWeb(以下リンク)で確認可能です。
見ていた感じ、平日18時以降はずっと混雑していますね…。翌朝は「空きあり」になっていました。
お風呂について
起きて朝食を楽しんだのち、混雑状況が「空きあり」になっていたタイミングを見計らって龍神の湯のお風呂に入ってみました。
この日は男湯は金龍の湯とのこと。
龍神の湯のウリの内の一つとして、地下1000mから湧く天然温泉があります。天然温泉は露天風呂になっている立ち湯、壺湯、岩湯で楽しめます。
立ち湯は120cmの深さの天然温泉となっていて、温度は40℃くらいでぬるめ。足元には大き目の砂利が敷き詰められており痛気持ち良い感触です。
立ち湯からの眺めは絶景でした。水平線がばっちり見えるくらいの開放感があり、まるで自分が海の中にいるような感覚になるくらい。目の前に那覇空港の滑走路があるので、飛行機の発着の瞬間を間近に見ることが可能です。
飛行機が発車する際の轟音がすごくて圧倒されました!海の色も水色できれいなのでうっとり。
壺湯は一人用の天然温泉で、3つ用意されています。縁に足を掛けて身体を浮かせるとすごく気持ち良かったです。
岩湯は温度が高めの天然温泉で、身体の芯からあったまることが可能となっています。こちらもなかなかの開放感。
温泉は結構濃いめな温泉成分かな?という印象。若干飴色がついていて、塩の成分が強くてポカポカが持続する良い天然温泉だと思います。
屋外にはあかすりのスペースもあります。
屋内にある内湯には保湿効果があってお肌に優しい「ナノ水」が使用されているそうです。こちらも結構な広さでゆったりできます。
サウナについて
龍神の湯のサウナは2種類ありました。
ドライサウナのほうは、温度は88℃でテレビがあります。三段になっておりまぁまぁの広さという印象。ガラス窓から外の光が差し込んできて気持ち良いです。外にはビート板素材のサウナマットが用意されています。
ちなみに、サウナハットやサウナウェアの着用は禁止とのこと。
ミストサウナのほうは、温度は76℃。中は真っ暗で、青いライトに照らされていて神秘的な雰囲気でした。中央には「はちみつの塩」が盛られていて、自由にお肌に塗り込むことが可能になっています。
水風呂は結構広めでした。手すりがあってバリアフリー対策も完璧です。温度は17℃と記載されていましたが、実際は温度計は13℃を指していました。
ととのい椅子もかなり充実していました。屋内に3脚、屋外に11脚あって混雑にも耐えられそうです。特に屋外のほうの椅子は眺めが良くて、青い空と青い海と那覇空港の飛行機の離着陸を眺めながらととのうことが可能なのがすごくおすすめな点です。
絶景に加えて、沖縄のカラッとした気持ち良い外気も相まって最高の外気浴ができました。
絶景を楽しみながらととのうことができるのはここならではな点だと思います!最高!
脱衣所の入り口付近に給水機も用意されているのもサウナー的にはありがたいポイントです。
お風呂内では沖縄感たっぷりの三味線のBGMが流れており、客層的にも現地人っぽい濃い顔の人やアメリカ軍の軍人っぽい人や観光客っぽいアジア系の外国人の方が多くて、都民的には非日常感を味わいっぱなしでした。
そういえば、サウナパンツの文化は沖縄には無いようですね。関西~九州限定の文化なのかなぁ?
ロウリュ(アウフグース)イベントについて
瀬長島ホテルのサウナでは、沖縄では唯一、毎日ロウリュイベントが実施されています。実施の時間は9時、14時、17時、19時、21時とのこと。
私は9時のイベントに参加させていただきました。
熱波師の男性が一人来てくれて、テレビを消した後にサウナストーンにアロマを掛け、祭りうちわで一人一人扇いでいくのを2回くらい繰り返すというイベントになっています。
朝っぱらというのに参加者は11人くらいいました。結構な人気ですね。
熱波が気持ち良かったです!
「琉球温泉 瀬長島ホテル」の朝食について
朝食付きの宿泊プランだったので、いただきに1Fのレストランまで。
ホテルの朝食というとビュッフェ形式のところも多いですが、瀬長島ホテルの朝食はなんと御膳形式になっています。
- 中段 旬彩枠
- 先附 県産旬野菜
- 小鉢 琉球小鉢
- 温物 本日の煮物 揚物 蒸物
- 強肴 鯖の塩焼き うちなーエビ天ぷら
- 下段 香り瀬長
- 焼物 鶏のロースト梅肉卸し掛け
- 上段 満載琉球の風
- 主菜 牛肉甘醤油炒め温玉のせ
- 御造 本日の刺身と海ぶどう
- 御飯 国産白御飯・又はお粥
- 香物 沖縄ウコン漬・海苔
- 琉球和食別器にて
- おもてなし イナムドゥチ味噌汁
- 甘味 本日のフルーツ
ご飯は白米と中華米とお粥から選べます。飲み物はセルフで、お茶やコーヒーや水やジュースや牛乳などが網羅されていました。ホットもあります。
かなり豪華でボリュームたっぷり…。朝から手が込んでいてすごいです。満足度が高すぎるエグい朝食でした。
写真には映っていませんが、その場で火を点けてくれてアツアツの状態で食べられるお味噌汁も最高でした!
ちなみに、レストランを出てすぐのロビーのところにも無料のコーヒーサーバーがあるのでお部屋までテイクアウトもできますよ。
「瀬長島ウミカジテラス」での食事がおすすめ
瀬長島ホテルに宿泊する場合、ホテルから徒歩数分で到着する「瀬長島ウミカジテラス」という観光スポットで様々な沖縄フードも楽しめるので、こちらでの食事がおすすめです。
「親父のまぐろ」の「親父の生マグロ丼」
宿泊日当日の夕食としては、「親父のまぐろ」というお店の「親父の生まぐろ丼」の大盛り1,375円を注文してみました。
こちらでは獲れてから一度も冷凍されていない生の状態のまぐろが提供されており、正真正銘の新鮮な状態で楽しむことが可能となっています。まぐろはかなり透明感があって美しさにびっくり。
食べ方としては、専用の「わさび油」という調味料と醤油をつけて食べるとのことです。
たまにスーパーやコンビニの寿司を食べることがあるのですが、それとは全然違って生臭さが全く無く、大盛りなのにペロっとイケてしまいました。
めちゃめちゃ美味しかった…!
店内には渡辺直美さんやキングコング西野さんやSARUKANIなどの豪華面々のサインが飾られていました。有名店だったのですね。
「氾濫バーガー チムフガス」の「氾濫バーガー」
翌日のお昼ご飯は「氾濫バーガー チムフガス」というお店の「氾濫バーガー」のセットを注文してみました。1,815円です。
氾濫バーガーはその名の通り、具が氾濫しそうなくらい沢山入っているハンバーガーとなっています。ナイフとフォークがついてきているのは、さっさと氾濫させてこれを使って食べろってことですよね。
こちらは店内に飲食スペースが無いのでテラス席で食べることになります。冬以外だったらきっと良い景色と爽やかな風を感じながら気持ち良く食べることができたのでしょうが、私は冬に行ってしまったので外気が寒かった…!
ボリューミーで大満足でした!ホテルでの朝食が豪華すぎたので、満腹すぎてセットじゃなくて単品でも良かったかも…。
終わりに
瀬長島ホテルにサ泊してみて、リゾート感満載で久しぶりに自然に触れられた感覚があり、来て良かったなぁと思いました。ご飯も美味しかったですしね。
何より天然温泉や外気浴をエアポートビューとオーシャンビューで楽しめるというのはここならではの点だと思うので、わざわざ遠方から訪れる価値がある素晴らしいホテルでした。
沖縄県内では唯一毎日ロウリュイベントが開催されているという点もサウナーにとっては良いところですね。
ただ、今回は冬に訪れたのですが、たまたま天気の良くない日ということもあって寒かったのであまり沖縄を満喫できなかったなぁという点が心残りでした。やっぱり北海道は冬に行ってこそだし、沖縄は夏に行ってこそなのかもしれませんね。
夏にまた来たいです!